
少年詩集のアンソロジー『子どものための少年詩集2024』が出版されました。
現在活躍されている詩人の作品がアンソロジーで一人一遍掲載されています。
私の作品「時間」も所収されています。
唐突ですが、皆さんは一年が長いですか?短いですか?
学生のころ、好きではない教科の1分が時計が止まっているのでは?と思うくらいには長く感じていました。
社会人になりたてのころ、給料日が待ち遠しいと感じるくらいには一ヶ月は長く感じました。
そして、人生の折り返し地点をとっくに過ぎた年齢になった今、一年の大半が時間泥棒に盗まれているようにしか感じられません。
一瞬にして溶けてなくなっている感じです。え、まだ時間使っていませんけどぉ!? と毎年この時期に思います。
そんな時間が溶けている大人がよく使う「忙しい」という言葉、それを子どものころにどう感じていたかを詩にしました。
例年通り、ちょっぴりユーモアを忍ばせています。
一般書店で詩集は扱いのないところが多いのですが、学校や図書館などには置かれることと思います。どうぞよろしくお願いいたします。