「あかつき」一番星のなぞにせまれ!
2020年 |
『国語 4年・上かがやき』(光村図書)で紹介 |
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2024年 |
『国語 4下|はばたき』(光村図書)「この本読もう」に掲載 |
『「あかつき」一番星のなぞにせまれ!』が文溪堂より刊行となりました。
宇宙ノンフィクションシリーズの第三段で、今回は金星探査機「あかつき」が主人公です。
今まで同様に、あかつき君目線で時系列にお話が進むので、小学生中学年でも読みやすい内容になっています。
「あかつき」は昨年出版した「イカロス」と同じロケットで2010年に日本を旅立ちましたが、 2010年12月7日に金星周回軌道投入を失敗して主エンジンを喪失してしまいます。 しかし、様々な努力の末に2015年12月7日に見事補助エンジンで軌道再投入成功した、日本初の惑星探査機です。
ちなみに、軌道投入の再チャレンジに成功した探査機はこれまでなく、「あかつき」が世界初の快挙となりました。
2016年からは本格観測を開始し、さまざまな成果が出てきているところです。
軌道投入に成功した2015年12月7日には、世界で初となる金星の弓状模様を撮影、また、2017年8月28日にも「赤道ジェット」の存在を発表するなど、これからも注目の探査機です。
あかつきプロジェクトマネージャの中村正人先生、サイエンスマネージャ・IR2カメラ開発担当の佐藤毅彦先生のW監修です。尚、本書刊行時点で「あかつき」の書籍は児童書だけでなく一般書も含め本書のみとなります。
ぜひお手に取ってご覧ください。